フラボノイド系ポリフェノールの一種タキシフォリン(別名ジヒドロケルセチン)と呼ばれている成分が野草の一種アザミから取れると話題です。タキシフォリン(別名ジヒドロケルセチン)に、アルツハイマー型認知症の症状緩和に効果があることが最近の研究で発見され、大変注目されているそうです。

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日本人の認知症の6割以上を占めていると言われるアルツハイマー病は、脳アミロイドという異常たんぱく質が凝集して脳血管にたまることが、原因の一つになっていると言われています。

異常たんぱく質が脳全体に蓄積してしまうと、健全な神経細胞が変性したり脱落してしまったりするため、脳の働きが低下して萎縮が進行するのだそうです。その結果、認識・記憶・判断などの力が障害を受けてしまうそうです。

タキシフォリンは、異常たんぱく質の凝集を防いでくれるそうなのです。異常たんぱく質の除去を促す医薬品の研究は、これ以外にもこれまでにもたくさん進められていたようなのですが、今回タキシフォリンの研究ではさらに一歩進んだ効果が見られたそうですよ。

なんとアルツハイマー病を発症しているマウスにタキシフォリンを食べさせたところ、脳内の血流量・認知能力がともに正常なマウスに近い状態まで回復したそうなのです。

異常たんぱく質の除去だけでなく、認知能力の回復そのものにもアプローチする効果にも期待が持てますよね。タキシフォリンは今後、アルツハイマー病の有効な治療薬になると考えられており、臨床的な研究や応用も進められていくようです。

長年原因すらも分かっていなかったアルツハイマー型認知症の治療法の開発に、新たな光が差し込んだようですね。タキシフォリンが、認知症に苦しむ多くの人たちを助けてくれることを期待したいですね。

以前から、シベリアカラマツなどから採取されタキシフォリンはサプリメントとして発売されていたんです。最近では、頭皮ケアや育毛効果への期待が高まり、クリニックなどでも、シベリアカラマツから採取されたタキシフォリンのサプリメントをおすすめしているようです。

特に女性におすすめで、髪のお悩み以外にも、寝つきが良くなったり、生理痛が軽くなったり、肌がきれいになったり、手足の血流改善や冷え性にもいいと人気だそうです。

アザミのタキシフォリンのサプリメントをすぐにでも試してみたいと思ったのですが、アザミは、世界には250種以上、日本では100種以上の種が存在するようです。

マリアアザミ抽出物などのサプリも、肝臓や糖尿病など数値を気にする方に人気のようです。80%がシリマリンという肝臓に有効な成分が占めているうです。

アザミはこれからに期待ですね。シベリアカラマツエキス配合サプリはアマゾンなどで販売されていますよ。